介護には色々な役割がある
番号 4
介護には色々な役割がある
父のおむつを替え、食事の介助をし、入浴のサポートする事こそが介護だと考えていた私ですが、家族として意思判断のサポートをすることが介護現場で実は非常に重要だったということにショックを受けると同時に「“忙しい”を理由に、なぜそんな事すらやってこなかったのだろうか?」と海よりも深い後悔の念にかられ、それ以降、父の介護チーム全員と連絡先交換をして仕事の合間をぬってやり取りをすることを始めました。
また、インターネットでできる手続きなどはPCを触ったこともない母に代わり手配したり、介護の中の疑問があれば問い合わせメールを送ったりとちょっとした役割を担当する事で両親も介護チームもスムーズに連携できましたが、それでも場面、場面では紆余曲折しながらも17年に渡り在宅介護を全うしました。
全てを背負い込むような変な先入観を持って諦めて放棄するのではなく、とりあえずできることをやりながらも子が状況を少しだけでも把握している事が携わって頂いている介護のプロのみなさんにとってどれだけサポートになるのか、気づかされた瞬間でした。
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