“メンタル”にきやすいのは、やはりあの年代⁈
番号 12
“ストレス”とうまく付き合うなんてできるワケない
高齢者に多い、がんや脳卒中、認知症、パーキンソン病、糖尿病などの病気は、うつ病を併発しやすく、うつ病の発症をきっかけに持病が悪化することもあると言われています。
一般的にうつ病と躁うつ病は気分障害と呼ばれ、気分の高揚や落ち込みが通常レベルを超えて一定期間継続する病気であり、以前は感情障害と言われておりました。
厚生労働省「患者調査」によると、これらの気分障害は年齢を重ねる毎に増加しており、高齢者に多く見られるようなイメージですが、実は男女ともに40~50歳代が最も高い数値を示しています。(図1)
50代前後と言えば、更年期障害も進んでくる中、「仕事」においては職場での立場も上がり、必要以上に会社からプレッシャーを掛けられ続け、家事においても分担しながらも「育児」をこなし、子供が大きくなるにつれ、多額の教育資金や家賃、住宅ローンなどの「お金」に加えて、親の「介護」まで・・となった日にはストレスしか感じることはなく、確かにメンタル面が無事であるワケがありません。
忙しい時はあらゆるものがストレスになり、心労がメンタル面を直撃しますが、いざ全くやる事がなくなると、それはそれで逆にストレスになり、結局メンタルを直撃するような“ややこしい”構造をしていると言えます。
重要なのは『メンタルに“直撃しない”ストレスをいかに保ち続けるか?』という、謎解きのようなワケの分からない状況を作り出す事ができるかどうか、ではないでしょうか?
ある種、仕事のマネジメントにも通ずる考えかもしれませんが、自身に直撃しないよう、お任せできる人や場所を探してお任せする、そして便利なツールを駆使して極力“間接的に”携わり、さらに重要な事はそれを“親のお金の賄える範囲内”でリーズナブルにコーディネートしてあげる事が、将来的な自身のメンタルバランスを保てる一つの方法になると考えます。
そんなメンタルコントロールを上手に行う道具として昨今、様々なアプリが登場しています。
行動療法や心理学など科学的なエビデンスを元に音やAIなど様々な方法でケアしてくれます。
最近特に感情のコントロールがうまくいかないと感じている方は是非、試してみてはいかがでしょうか?
例)
・耳で飲むお薬
https://meditone.jp/
・気づきで変わるあなたの毎日 AIメンタルヘルスアプリ「Awarefy」
https://www.awarefy.com/app
・ココロうるおすリラクゼーションアプリ cocorus
https://cocorus.excite.co.jp/
出典:厚生労働省『患者調査』より作成