遠く離れているからこそ、やっぱり気になる
番号 2
見守りサービス
一口に見守りサービスといっても様々な種類があります。
カメラや位置情報など親子といえどプライバシーや本人の意向を十分に考慮する必要があります。
また、見守りに加え、夜間かけつけサービスプランも利用できるプランもあり、遠隔介護でも緊急時や夜間でもより充実した介護環境を作ることができます。
センサーやカメラを自宅に設置する見守りサービス
コマーシャル等でもよく見かけるメジャーなサービスです。
初期導入費や月額も設定されていますが24時間365日、非常に手厚いサービスが特徴です。
長時間の見守りが可能で、購入だけでなくレンタルなどリーズナブルに利用できるプランもあり、介護保険が利用できるタイプの離床センサー、夜間駆けつけサービス、一人暮らしの高齢者の向けのプランなど様々なバリエーションが準備されていますので、検討される際は問い合わせすることをお勧めします。
例)
・次世代高齢者見守りサービス
LASHIC ラシク
(https://lashic.jp/)
アプリを利用した見守りサービス
無料で使用できるものもあり、普段スマホでやり取りしている方は気軽に利用できます。
例)
・家族のみまもりをスマホでカンタンに
みまもりLite
(https://www.mimamori.jp/lite/)
スマート家電の利用による見守りサービス
昨今多く登場しているIot機器、スマート家電ですが、見守り用のスマート家電も増えてきています。
コンセントや照明、電炊飯器、テレビのリモコンに至るまで様々な仕様で販売されており、基本的には使用したタイミングで家族に通知が届くサービスです。
また、家電である為、高齢者の見守りに限定されず小さいお子さんやペットの見守りなどでも活用できるものもあります。
日用品としてより身近で手軽に利用でき、いかにも見守り機器を設置していると思わせないさりげなさが特徴です。
例)
・家電コントローラー
ピースアイ
(https://peaceeye.jp/iot/)
・みまもり電池
MaBeee
(https://mimamori.novars.jp/)
介護サービスの利用、配食の見守りサービス
定期的に行う訪問介護やデイサービスなどの介護サービス自体も見守りサービスになります。
介護保険で費用は抑えられますが、訪問時間中など限られたタイミングになる点は注意が必要です。
また企業や自治体が行う宅食・配食の見守りサービスもあります。
食事管理も併せて管理できるのがメリットですが、生活状況や安否確認なども行いたい場合は基本的に手渡しで行って頂けるような業者を選定する事をお勧めします。
例)
・高齢者専門宅配弁当 宅配クック
(https://takuhaicook123.jp/)
・練馬区見守り配食事業
(https://www.city.nerima.tokyo.jp/hokenfukushi/koreisha/kenko/mimamorihaisyoku.html)
さらに、昨今では介護・配食サービスの利用申し込みや契約内容の変更を利用者だけでなく介護家族なども24時間365日簡単に行える「自動音声電話対応サービス」を展開する企業も登場し、ますます利用しやすくなっています。
例)
・Googleカレンダーと連動した高齢者向け自動音声電話対応サービス
TelldeCan
(https://prd.tell-de-can.com/)
●郵便や運送会社が行う見守りサービス
多くの配送ルートを有しており地域に根ざした郵便、運送会社が行う見守りサービスもあります。
一部商品として提供しているものではなく、自治体の刊行物の配達などお声がけのようなサービスもありますが、普段から回られている配達員であれば、より安心できると選ぶ方も多いです。
例)
・郵便局のみまもりサービス
(https://www.post.japanpost.jp/life/mimamori/index.html)
・ヤマト運輸の高齢者見守りの取り組み
(https://www.yamato-hd.co.jp/csr/higlights/2016highlights02.html)
●民生委員や地域ボランティアなどによる見守りサービス
民生委員とは地域の安全・安心を守るため厚生労働大臣から委嘱を受けたボランティアになります。
高齢者・障害者・児童・母子世帯など要援護者の調査・実態把握、相談支援を行ったり、各種行事への参加協力や自主的な地域福祉活動等、幅広い活動を行っています。
近くの民生委員を確認するにはお住まいの市区町村に問い合わせてみて下さい。