何を食べるか?だけでなくどこで食べるか?もこだわりたい。 食べる楽しみ
番号 1
食べる楽しみ
生活の3大要素といえば、衣・食・住と言われます。とかく介護では医・食・住などとも言われます
その中の一つである食事は、身体に必要な栄養素を摂取することはもちろんですが、楽しみや生きがいにもつながります。
私の義父も高血圧だったため普段は薄味のものばかりでしたが、大好きな老舗店のウナギをお土産にする時は。事前に買う日を伝えておくと、当日の朝からごはんを焚いて、朝昼ごはんを調整し夕飯のウナギに万全を期して臨んでいたことを思い出します。
高齢者にとって、普段の生活で刺激が少ないため、毎日の食事は楽しみを得られる貴重な時間であり、心身の健康を維持するためになくてはならないものなのです。
最近では高齢者向けに予め摂食嚥下レベル(噛む力・飲み込む力)を確認し、合わせて提供して頂けるレストランも人気です。
ずっと介護で暗く引きこもりがちな生活が、月に一度の外食を楽しみに高齢者も家族も明るく、活力になったという声もあります。
加齢とともに食欲の低下や、偏食などの理由から栄養不足になっている高齢者も多くいます。
栄養不足になることで、認知機能、消化機能の低下や筋力の減少を引き起こす恐れがあります。
とかく在宅介護では栄養管理や食べやすい形体での食事を毎日作ることは至難の業と言え、体の不調をきたすとも限らないので、たまには気分転換に専門食レストランなどを上手に活用してみることをお勧めします。
■ホテルの嚥下食レストラン例
・東京ステーションホテル レストラン ブランルージュ
(https://www.tokyostationhotel.jp/)
・ホテルニューオータニ大阪 SAKURA
(http://www.newotani.co.jp/osaka/)

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