在宅か?高齢者施設か?悩む『介護住まい』
番号 2
介護施設を検討する方へ
介護を検討するのにあたり基本的には病院か老人ホームか在宅かで行う3パターンとなります。
病院は治療やリハビリの期間が決まっている為、長く療養することは一般的には困難です。
また介護療養型医療施設も入院には様々なハードルがあり難しい状況です。
では老人ホームはどうでしょうか?
以下に老人ホームの種類と目安金額等を調べてみました。
老人ホームの種類と目安金額等
民間、公的な施設どこに入所を検討するにしても最低で10万円/月前後はかかりそうです。
このお金は誰が支払うのでしょうか?
被介護者に資金の十分な目途があったとしても認知症と診断された途端、預貯金、資産はあっという間に凍結されてしまいます。
そうなると家族の誰かが代わりに負担しなければなりません。
また、厚生労働省によると、2022年4月時点における特別養護老人ホーム(特養)の待機者数は、27.5万人いると報告しています。
要介護別の待機者数
次に特養の待機者数も調べました。
特養の入所申込者数は大幅に減少してはいるものの、依然として待機者数は多いです。
老人ホームに入るにしても場所によっては入所までに長期間待たなくてはならない可能性もあり、どちらにしても在宅期間を過ごす必要が出てくる可能性があります。
大掛かりでなくて良いので、介護レベルが進んでいない今のうちにいかに『在宅介護』のイメージをし、準備を充実させるか?ということは後々、家族の後の介護負担を少しでも減らせるカギになると考えます。
家族は施設の入所をしても本人に拒否されたり、せっかく入所した先でも慣れない集団生活にトラブルを起こしてしまい結局自宅に戻る・・なんて事になっても、ある程度準備しておけば慌てなくて大丈夫です。
(参照:厚生労働省 [特別養護老人ホームの入所申込者の状況(令和4年度))
どちらにしても在宅する期間はある⁈
在宅介護を考える上でベースとなるのは医療のプロに来てもらい自宅を起点に過ごすか、または介護施設に通い日中を過ごすか?の2パターンになるかと思います。
もちろん体力維持や認知機能低下を防ぐ意味でも外向的に色々なコミュニティに参加し、リハビリテーションするのも大事ですが、家にプロが出入りする、コンタクトを取れる環境を早々に作り、いざという時に対応できる相談窓口を備えておくことも重要です。
また、介護保険では賄えない時間帯やサービスを民間の介護サービスを利用することも検討すると効率的です。
介護者自身の仕事やストレスも考えてなるべく負担を減らせるプランを作成しましょう。
例:オーダーメイド介護のイチロウ
(https://ichirou.co.jp/?utm_term=%E3%82%A4%E3%83%81%E3%83%AD%E3%82%A6&utm_campaign=ichirou_ylisting&utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_content=y_tokyo_brandword&yclid=YSS.1001274917.EAIaIQobChMIm97U2NmzgwMVUNAWBR3evQEpEAAYASAAEgLnzfD_BwE)