二極化する『親介護世代』
番号 7
二極化する『親介護世代』
社会的にも立場のある団塊ジュニア世代が親介護世代になれるのでしょうか?
かつてのように無償で“専業”ができるほど余裕のある家庭も少なくなってきました。
内閣府の『高齢者の健康に関する調査』(平成29年)で「介護を頼みたい人」についてみると、男性の場合は「配偶者」が56.9%、女性の場合は「ヘルパーなど介護サービスの人」が39.5%と最も多くなっている結果があり、親子共に親世代で何とかしたい傾向があるように伺えます。
『経済的な理由で施設のプロにお願いできず子世代が担う人』と『親の負担でいかに工夫して介護をマネジメントするか?』の2極化しているように感じます。
よくトップ営業マンの成果行動(コンピテンシー)の一つとして取り上げられる『先見性』は親介護においても同様で、いかに早く関連する情報を入手して自身の負担をいかにすくなくできるか?を先読みし、管理できるかが,介護自体をより充実したものにできるカギになると考えます。

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